紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所(三重県津市)
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 <紀伊半島の巨木を訪ねる>

 奈良県宇陀市室生区下田口 水分神社の大イチョウ

 奈良県宇陀市室生区下田口の水分神社にある大イチョウは、旧室生村20景に選らばれており、イチョウの中では、鎌倉の鶴岡八幡宮にある大イチョウに次ぐ大きさであるとされている。

 3番目の写真は、上田口にあるJA田口出張所の隣に生育する大イチョウであるが、幹の太さは水分神社のイチョウに及ばないもののかなりの大木である。このイチョウの黄葉は実に見事であった。同じ日で、距離もそんなに離れていないにもかかわらず、水分神社の大イチョウ(左の写真)の方はご覧の通りほとんど黄葉していなかった。これほどの差が微気象のせいなのか、樹齢などの個性の違いによって生じたのか、不思議である。
 
(写真をクリックすると拡大します)
水分神社の大イチョウの幹。
水分神社の大イチョウ。枝には葉が茂っていて樹勢はまだ旺盛である。
宇陀市室生区上田口のJA田口出張所隣の大イチョウ。黄葉が実に見事であり、樹の前の広場では老人達がゲートボールに興じていた。

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